第2章: JavaScriptの基本文法と構文

JavaScriptの基本文法と構文を理解することは、プログラミングの土台を作るために重要です。この章では、JavaScriptの「変数とデータ型」、「演算子と式」、「条件分岐」、「ループ」、そして「関数の定義と呼び出し」について詳しく解説します。それぞれの項目について順に解説し、具体的なコード例を用いながら説明します。


2.1 変数とデータ型

変数の定義

JavaScriptでは、変数を定義する際に、varletconstの3つのキーワードが使えます。それぞれ役割や性質が異なり、適切に使い分けることでコードの品質が向上します。

  • var: グローバルスコープまたは関数スコープに属し、再宣言と再代入が可能です。
  • let: ブロックスコープに属し、再宣言はできませんが再代入が可能です。
  • const: ブロックスコープに属し、再宣言も再代入もできません。主に定数に使用します。
var x = 10;
let y = 20;
const z = 30;
データ型

JavaScriptには、主に以下のデータ型が存在します。

  1. 数値型 (Number): 整数および浮動小数点数を表します。
    let age = 25;
    let price = 99.99;
  2. 文字列型 (String): テキストデータを表します。シングルクォートまたはダブルクォートで囲みます。
    let name = 'Alice';
    let greeting = "Hello, world!";
  3. ブール型 (Boolean): trueまたはfalseの2つの値をとるデータ型です。
    let isStudent = true;
    let hasLicense = false;
  4. 未定義型 (Undefined): 変数が未定義の場合に自動的に設定される型です。
    let unknown;
    console.log(unknown); // undefined
  5. ヌル型 (Null): 明示的に「値が存在しない」ことを示す型です。
    let data = null;
  6. オブジェクト型 (Object): キーと値のペアの集合を持つ複雑なデータを格納します。
    let person = {
    name: 'Alice',
    age: 25
    };
  7. シンボル型 (Symbol): ユニークな識別子として利用されます(主に高度な用途に使います)。

2.2 演算子と式

算術演算子

算術演算子は数値の演算を行うための記号で、基本的には+-*/%などがあります。

let a = 10;
let b = 3;
console.log(a + b); // 13
console.log(a - b); // 7
console.log(a * b); // 30
console.log(a / b); // 3.3333...
console.log(a % b); // 1
比較演算子

比較演算子は2つの値を比較し、trueまたはfalseを返します。

  • ==: 等価(型変換が行われる)
  • ===: 厳密等価(型変換なし)
  • !=: 不等
  • !==: 厳密不等
  • <<=>>=: 数値の大小比較
let x = 10;
let y = '10';

console.log(x == y); // true
console.log(x === y); // false
console.log(x != y); // false
console.log(x !== y); // true
論理演算子

論理演算子は、複数の条件を組み合わせた条件式を作るために使用します。

  • &&: 論理積(AND)
  • ||: 論理和(OR)
  • !: 否定(NOT)
let isAdult = true;
let hasLicense = false;

console.log(isAdult && hasLicense); // false
console.log(isAdult || hasLicense); // true
console.log(!isAdult); // false
代入演算子

代入演算子には、基本の=以外にも、+=-=*=/=%=といった複合代入演算子があります。

let x = 10;
x += 5; // x = x + 5
console.log(x); // 15

2.3 条件分岐(if文、switch文)

if文

if文は条件が満たされた場合にブロック内のコードを実行します。else ifelseを用いて複数の条件を設定できます。

let score = 85;

if (score >= 90) {
console.log("Excellent");
} else if (score >= 70) {
console.log("Good");
} else {
console.log("Needs Improvement");
}
switch文

switch文は、特定の値と一致する場合に特定のコードを実行します。breakを使用してブロックの実行を終了させ、defaultはどのケースにも一致しなかった場合の動作を定義します。

let color = "blue";

switch (color) {
case "red":
console.log("Color is red");
break;
case "blue":
console.log("Color is blue");
break;
default:
console.log("Unknown color");
break;
}

2.4 ループ(for、while)

forループ

forループは、反復処理を指定した回数だけ実行するのに適しています。

for (let i = 0; i < 5; i++) {
console.log(i);
}
whileループ

whileループは、条件がtrueである間、ブロック内のコードを繰り返し実行します。

let i = 0;

while (i < 5) {
console.log(i);
i++;
}

2.5 関数の定義と呼び出し

関数は特定の処理をまとめたブロックで、コードの再利用性を高め、プログラムを構造化するのに役立ちます。functionキーワードを用いて定義し、関数名と引数を指定します。

関数の基本的な定義と呼び出し
function greet(name) {
console.log("Hello, " + name + "!");
}

greet("Alice"); // Hello, Alice!
関数の戻り値

関数が計算結果などを返す場合には、return文を使います。

function add(a, b) {
return a + b;
}

let result = add(5, 3);
console.log(result); // 8

以上が第2章の詳細な解説です。JavaScriptの基本文法を理解することで、応用的な内容やプロジェクトにもスムーズに進めるようになります。次の章では、さらに深い概念やより高度なテクニックに進んでいきましょう。


初心者におすすめ!プログラミングスクールのススメ

未経験でも気軽に!サブスク型プログラミングスクール【Freeks】

プログラミングを始めたいと思っているそこのあなた、独学よりもプログラミングスクールが断然おすすめです!理由は簡単、続けやすさです。

独学の挫折率、驚きの87.5%!

独学でプログラミングを続けるのは、実はかなりハードルが高いんです。データによると、なんと87.5%もの学習者が途中で挫折しているとか。一方、各プログラミングスクールが公表しているデータによると、受講生の約95%が最後までやり抜いているとのこと。数字を見れば一目瞭然、プログラミングスクールの方が圧倒的に続けやすいんです。

有料と無料、スクールの違いは?

プログラミングスクールには有料と無料のタイプがありますが、その違いは次の通りです:

  • 受講条件が異なる
  • 学べるスキルやカリキュラム内容が異なる
  • 就職や転職のサポート内容が異なる

どちらが自分に合っているか、よく考えて選ぶのが大事です。

サブスク型プログラミングスクール『FREEKS(フリークス)』に注目!

プログラミング初心者でも学びやすいと評判の『FREEKS』、その特徴は以下の通り:

  • 未経験者向けのわかりやすいカリキュラム
  • 経験豊富なエンジニアのサポート
  • オンラインで自分のペースで学習可能

なんと、月会費のみで全カリキュラムが受け放題!Java、PHP、HTML/CSS、JavaScriptなど、多彩なプログラミング言語が学べるんです。しかも、AIが質問に自動で答えてくれるシステムも導入済み。

終了後は副業もサポート!

カリキュラムを終了した後には、Freeks経由で未経験者でも取り組める副業案件の受注が可能。実務を通じてスキルを磨き、市場価値の高いエンジニアへの道が開けます。

独学で悩むくらいなら、まずはプログラミングスクールをチェックしてみるのもアリかもしれませんよ!
 ↓ ↓ こちらをクリック ↓ ↓ 

Related Post